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EMI買収に異議ありと欧州委員会

ユニバーサルミュージックは昨日(6月19日)、EMIミュージックの買収について、欧州委員会から異議告知書を受け取ったと発表した。委員会は欧州連合競争法(日本でいう独占禁止法)違反の疑いを示し、ユニバーサルミュージックはこれに対して検討し、委員会に文書を提出する事になる。異議報告書は欧州委員会の暫定的な見解を示しているもので委員会の最終判断ではない。ロイター通信他が伝えた。

ソニー主導によるEMIミュージックの音楽出版部門の買収は今年(2012年)4月に承認された。しかしその際欧州連合競争法に抵触しないよう、音楽出版の1部であるヴァージン音楽出版を売却する事に決めた。

ユニバーサルミュージックもEMIミュージックのレコード部門の1部を切り売りしなければならない。業界誌ヒッツはその候補に下記のレーベルをあげた。

ブルーノート・レコード
マンハッタン・レコード
クリスチャン・ミュージック・グループ
ラテン・ミュージック・グループ
アストラルワークス
ハーヴェスト・レコード
クリサリス・レコード

ユニバーサルミュージックは委員会から指摘された問題点を検討し文書を提出する。欧州委員会の最終決定のデッド・ラインは9月6日だそうだ。昨年(2011年)11月に買収を発表してから9月の結論だと、業界人が予想していた通り、買収完了までに10ヶ月がかかる事になる。

ヨーロッパ同様、アメリカでも「反トラスト法(日本でいう独占禁止法)」に抵触しないかどうか連邦取引委員会で検討されている。それとは別にアメリカ時間の明日(6月21日)、米上院反トラスト小委員会でユニバーサルミュージックによるEMIミュージック(レコード部門)の買収にかんする公聴会が開かれる。買収によって音楽業界に与えるインパクトや、社会に与える様々な影響を聞いてみるというもの。

買収賛成の証言には、ユニバーサルミュージックのルシアン・グランジ最高経営責任者、EMIミュージックのロジャー・ファクソン最高経営責任者と興行最大手ライブ・ネイションのアーヴィン・エイゾフ会長が立つ。方や買収反対にはワーナーミュージックの役員であるエドガー・ブロンフマン、イギリスのインディーズ最大手ベガーズ・グループのマーティン・ミルス、知的財産権について研究活動しているNPO法人パブリック・ノレッジのギギ・ソン代表が意見を述べる予定。但しこの公聴会は買収を検討している連邦取引委員会に影響を与えるものではないそうだ。


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