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ユニバーサルミュージックの親会社

フランスのメディア・通信最大手のビベンディが経済情報誌誌ブルームバーグのインタビューに答えた。子会社であるユニバーサルミュージックのEMIミュージック買収を確約すると。投資家から株価の低迷で退陣を迫られていたジャンベルナール・レビ最高経営責任者が先週辞任した。ビベンディのジャン=ルネ・フルトゥ会長は、経営陣の刷新によってEMIミュージックを買収する案件が変わる事はない、買収は確約すると答えた。ビベンディは上場企業、発言は軽いものではないだろう。

ビベンディは今年(2012年)3月、本業ではない「非中核資産」を日本円で約540億円で売却する準備を進めていた。売却する事で、EMIミュージックのレコード部門を買収する為の約1463億円(当時1$77円換算)の資金の一部にあてることが出来ると報じられていた。今回ブルームバーグのインタビューで、ビベンディが株式の61%を保有するゲーム会社「アクティビジョン・ブリザード」の売却が検討されていることが判明した。「アクティビジョン・ブリザード」はナスダック上場企業。シューティング・ゲームのCoD(コール・オブ・デューティー)シリーズが売り上げの柱。ゲーム・ソフト会社としては全世界で1位の会社だ。

ビベンディは保有する「アクティビジョン・ブリザード」の株式を約6480億円(1$80円換算)で売却する予定だという。ビベンディはフランスの企業。1800年代に水道事業会社としてスタートした。1980年代に有料TV局カナル・プリュスに出資する頃からエンターテインメント・ビジネスに舵を切る。2000年にはウィスキー・メーカーのシーグラムを買収。シーグラムが持っていたユニバーサル映画(松下電器がシーグラムに株式を売却した)を取得する事になる(今現在、ビベンディは全てのユニバーサル映画の株式を売却している)。また同時にシーグラムが持っていたポリドール他のレコード部門も取得する。

2006年、ビベンディはレコード部門をユニバーサルミュージックとし、100%の親会社になった。ちなみにシーグラムはブロンフマン家が創業した。そのブロンフマンの子孫、エドガー・ブロンフマンは一時、ビベンディのエンターテインメント部門となったビベンディ・ユニバーサルの副会長を務めていた。何故ならシーグラムのレコード部門は全てエドガー・ブロンフマンが買収していたからだ。その後ビベンディを追われ、ワーナーミュージックの会長となり、現在もワーナーミュージックの為に、もはやありえないとは思うEMIミュージック買収に動いている。





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