FC2ブログ

ユニバーサルミュージックによるEMIミュージック買収の承認

アメリカに於けるユニバーサルミュージックによるEMIミュージック買収の承認について、レイバー・デイ(9月3日)明けの週に様々なやりとりがあるだろうと音楽業界誌ビルボードが伝えた。

上院司法委員会の知的財産にかんする小委員会が、買収が及ぼす影響について5つの質問をユニバーサルミュージック、EMIミュージック、そしてこの買収案件に強硬に反対しているワーナーミュージックに送っていた。レコード・ビジネスがよりデジタル時代になった場合の、ユニバーサルミュージックによるEMIミュージック買収の結果、誕生する巨大な企業は公正な取引に支障をもたらす恐れがあると考えているからだ。質問状は8月21日、3社に送られた。返事は2週間以内にしなければならないとなっている。そうすると返事のデッドは9月4日だ。

これらのやりとりとは別に、ユニバーサルミュージックはEMIミュージックの買収代金1520億円(1$80円換算)を9月9日迄に売り主のシティグループに支払う契約になっていた。ユニバーサルミュージックが買収出来ようが出来まいが。シティグループは買収について最初から、独占禁止法や反トラスト法に抵触したら、それは買収側がクリアーする事としていた。ヨーロッパ地域での買収にかんする欧州委員会の裁定が、従来は9月6日には出るとされていたが、9月29日迄延期されていた。高額な買収資金を支払う事をかんがみて、欧州委員会が9月29日以前、シティグループへの支払日前に裁定を出すのではないかとの観測もあったがどうも無理らしい。(英新聞ガーディアンは以前、シティグループは9月9日の支払いを11月迄延期してもいいと伝えた事があるが)

ニュージーランド、日本に続き先週カナダでも買収は承認された。ヨーロッパでは買収の条件として、ユニバーサルミュージックはEMIの名門レーベル、パーロフォンをビートルズとそのソロ・アーティストのカタログを除き第三者に売却する事にした。再びレコード・ビジネスに参入したいBMG(ライツ・マネージメント)やシェアを拡大したいソニーミュージック、それに今回の買収案件で蚊帳の外だったワーナーミュージックがパーロフォン買収に名乗りを上げるのは間違いないだろう。いずれにせよ、9月中にはアメリカに於ける承認の裁定が出る。



テーマ : 洋楽
ジャンル : 音楽

プロフィール

洋楽天国

Author:洋楽天国
FC2ブログへようこそ!

スポンサードリンク
最新記事
カレンダー
09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
QRコード
QR
google_ad_client = "ca-pub-9953052841145339";