レディー・ガガの船出

アメリカで昨日(11月11日)発売されたレディー・ガガのニュー・アルバム「アートポップ」。どうも多難のようだ。

11月4日に明らかになったマネージャーのトロイ・カーターとの決別。トロイ・カーターはビジネス・マネージャーとして2007年から6年間、レディー・ガガを支えてきた。ファースト・アルバムは2位、セカンド・アルバムは全米で1位になった(ビルボード誌より)。なによりも奇抜なファッションや言動で、メディアに出続けた。結果世界ツアーは大成功を収め、今年(2013年)発表されたアメリカの経済誌フォーブスの「最も稼いだセレブ」の9位にランク。推定年収は日本円で約80億円だった(1$100円換算)。

マネージャのトロイ・カーターと別れた(業界紙はどこも解雇した、またはクビにしたとは書いていない)レディー・ガガには今後どんな茨の道が待っているのか。ある業界紙は、制作面では95%がガガでトロイ・カーターが5%、ビジネス面ではトロイ・カーターが95%でガガはわずかに5%の貢献だったと書いた。

レコード制作についてはレコード会社のインタースコープも加わるが、インタースコープのジョン・ジャニック社長はヒットにかんしガガと同じ「耳」を持っていると言われているが、基本はガガの船が間違った方向に進まないように見るだけだ。

トロイ・カーターがいなくなったら誰が後任を務めるか。急遽浮上してきたのがレディー・ガガの実父であるジョー・ジャーマノッタ。業界誌ヒッツによると父親が作った合同会社「チーム・ラヴ・チャイルド」と「マーメイド・ミュージック」がレディー・ガガの稼ぎのなんと50%を受け取る事になっているという。勿論レディー・ガガも役員にはなっているのだろうが。

勿論父親の一存で新しいマネージャーを決めるわけではない。レディー・ガガの弁護士は音楽業界で最も有名なアレン・グラブマン。マドンナやU2の弁護士もやっている。業界誌ヒッツによれば、マネージャー候補者達はグラブマンのオフィスにアクセスし始めたそうだ。

ニュー・アルバム「アートポップ」の売り上げはどうなるのか、H&Mを含むイベントが多々ある。フェイスブックやツイッターでの発信もある。しかしアメリカの音楽関係者は発売初週で30万枚から35万枚と見る。これは2011年の「ボーン・ディス・ウェイ」の110万枚を大きく下回る。アマゾンの安売り効果でそのうちの44万枚が売れたのだが。

女性アーティストとしてはテイラー・スウィフトが昨年「レッド」で発売初週に121万枚を売り上げた。今年のベストはジャスティン・ティンバーレイク「20/20エクスペリエンス」の97万枚。まもなくチャートが発表されるがエミネムの「ザ・マーシャル・マザーズLP2 」は75万枚と予想されている。これらの数字を見る限りガガの苦戦振りが目立つ。勿論「アートポップ」は初登場1位だが。日本のメディアは大騒ぎするだろうが中身にはふれない。

しかし最近の音楽の稼ぎ方は変化した。レコードを発売し、ソーシャル・ネットワークで騒ぎ、最後にコンサートで大もうけをする。レディー・ガガも来年(2014年)のツアー情報をすぐにでも発表したいだろう。しかし「良質」な作品を創るのが基本というところが少しおろそかにされてはいないだろうか。


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