アップルがビーツ・ミュージックをやめる その2

先週金曜日、経済新聞ウォール・ストリート・ジャーナルが、「アップルのiTunesが音楽売り上げで大きな落ち込みに」の見出しで、アップルの音楽に対する今後を記事にした。

それによると、今年の全世界でのiTunesストアーで、音楽のダウンロード売り上げは対前年比で13~14%もダウンするという。2013年の対前年比2.1%のダウンに比べ大幅な落ち込みになる。ダウンロードの時代からストリーミングの時代になるという記事だ。そして買収した定額制音楽ストリーミング・サービスのビーツ・ミュージックは来年、iTunesに組み込まれて新たに再出発するという。

9月下旬、IT情報サイトのテッククランチの記事「アップルがビーツ・ミュージックの閉鎖を計画している」で大騒ぎになった。今年の5月、アップルはヘッドフォンと定額制音楽ストリーミング・サービスのビーツ・エレクトロニクス社を3000億円(1$100円換算)で買収したばかり。勿論価値の大半はヘッドフォン事業で、ストリーミングのビーツ・ミュージックはまだ有料会員が25万人程度だと言われている。テッククランチの記者はアップルとビーツ・ミュージックの関係者に取材して記事にしたと言う。アップルには音楽デジタル・ビジネスで、ビーツ・ミュージックというブランドは必要ないというものだ。

いずれにせよアップルは定額制音楽ストリーミング・サービスの月額料金を下げる事によって、独走するスポティファイを追い抜きたい。その為には大手のレコード会社と音源使用料についての値下げ交渉を続ける。しかしアップルにとってはストリーミング事業で儲ける気はないかもしれない。だがiTunesによるダウンロード売り上げの落ち込みはカバーしたい。アップルにとって結局はiPhoneやiPadのハードが売れればいい話。音楽はその為の手段だ。


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