iTunes、テイラー・スウィフトのレコード会社を買収か

昨日(2月6日)、ラジオ業界誌ヒッツが衝撃的な噂話を記事にした。いわく、アップルのiTunesが、テイラー・スウィフトの所属するビッグ・マシーン・レコードを約300億円(1$120円換算)で買収すると。

アルバムが出たら400万枚は売れるテイラー・スウィフト。彼女が所属しているレコード会社がビッグ・マシーンだ。配給契約を結んでいるユニバーサルミュージックとの契約は終了しているので、ユニバーサルが延長するのか、ソニーミュージックやワーナーミュージックと新たに配給契約を結ぶのか、たびたび噂に上がっていた。

ビッグ・マシーン・レコードはナッシュビルにある、カントリー・ミュージックを得意とするインディーズ。スコット・ボルチェッタ(52歳)が2005年に創業した。彼は元々、映画会社「ドリームワークス」の音楽部門の幹部だった。その前はカー・レイサー。ビッグ・マシーンは車好きのボルチェッタのアイデアで名付けた。そしてテイラー・スウィフトを発掘。世界で最もレコードの売れるアーティストに育てた上げた。

今回の衝撃的な噂話は業界的にいろいろありそうだ。まず業界誌ヒッツはiTunesが買収すると伝えた。しかしどうやったって買収資金を出すのはアップルだ。アップルにはレコード部門がない。デジタル販売は自分達で出来るとして、実物のCDを売るには、その販売だけをソニーミュージックかユニバーサルミュージックかワーナーミュージックに頼むやりかただ。ユニバーサルミュージックなら今までの延長。ソニーミュージックには、スコット・ボルチェッタがお世話になった伝説の業界人であるダグ・モリスがいる。

アップルが半年前にヘッドフォン事業込みで買収した定額制音楽ストリーミング・サービスのビーツ・ミュージック。先行する同業他社のスポティファイには全くかなわない。アップルはビーツ・ミュージックを核に、新たなiTunesビジネスを構築したいようだ。当初3月には発表されるという事だったが、ずれこんでいて、6月に開催されるアップルのデベロッパーズ・カンファレンス(World Wide Developers Conference)で、赤と黒が特徴のビーツのヘッドフォンのイメージはなくして、アップル・デザインで新たなストリーミング・サービスを始めるとIT関係や音楽業界人は噂している。

ビーツ・ミュージックにはスコット・ボルチェッタが親しい元インタースコープ・レコードの会長であるジミー・アイオヴィンがいる。ボルチェッタは以前から定額制音楽ストリーミング・サービスには否定的だった。彼の考えは映画業界に似ている。レコードをまずは実物のCDやダウンロードで売る。映画のビデオ化の様に、CDやダウンロードで売り切った後に、定額制音楽ストリーミング・サービスに音源を提供する。頭っから全ての事を一緒にやるのは間違っているとボルチェッタは考えている。

しかしアップルは何が何でもビーツ・ミュージックを核にしたiTunes風の定額制音楽ストリーミング・サービスを成功させたい。ボルチェッタが望むレコード・ビジネスとどう上手くからむのか。明日、日曜日のグラミー賞の舞台裏で大きな話題になる事は間違いない。

この噂話、アップルの広報担当は否定した。





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