アデルと定額制音楽ストリーミング・サービス

11月20日、間もなく発売されるアデルのアルバム「25」。スポティファイやアップル・ミュージックといった定額制音楽ストリーミング・サービスにどう対応するのか、アメリカのメディアが伝えている。

前作「21」が発売された2011年当時と大きく異なるのは定額制音楽ストリーミング・サービスだ。アルバム「21」の場合、アデルとマネージャーのジョナサン・ディキンズはスポティファイに音源を提供しなかった。理由はアデル側が有料会員のみが聴ける限定サービスを希望したが、スポティファイのダニエル・エクは断った。結果、発売から3年間半もスポティファイは音源を使用出来なかった。この出来事が、テイラー・スウィフトが「1989」をスポティファイに提供しなかった事につながったとみる業界関係者も多い。

また当時と異なるのはアップル・ミュージックの存在だ。アップルは有料会員しかいない。そしてアップル・ミュージックにとってはアデルが有料会員の増加につながる重要なアーティスト。家族で楽しめるアデルは、家族6人までが聴ける14.99ドルのファミリープランを拡売出来る絶好なチャンスだ。

今回もアデルはスポティファイに「25」の音源を提供しないとみる業界人が大半だ。スーパーのターゲットがボーナス・トラックを収録した独占盤CDを販売する。ターゲットのバイヤーにしてみたら、無料で聴ける商品はいらない。無料会員が大半を占めるスポティファイには音源を提供しないという条件で実物のCD販売を引き受けたのだろう。家族で楽しめるアデルの音楽(CD)は格好のクリスマス・プレゼントになる。

アデル側が強気の極めつけはYouTubeだ。公開からわずか3週間で視聴が3億回を超えた。もしもし電話失恋歌の「ハロー」。バラードでこれだけの反響があるのは異例。20日に発売予定のアルバム「25」は、アメリカだけで、発売初週で200~250万枚という記録を作るかもしれない。

アデルに続くスポティファイ不要論はコールドプレイだと見る業界関係者も多い。12月4日のニュー・アルバム「ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ」はスポティファイでは当面聴く事が出来ないだろう。いずれにせよ、スポティファイにとっては正念場ではある。


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Adele

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