2015年の世界レコーディング・アーティスト・ベスト10

IFPI(国際レコード産業連盟)が8日、2015年の世界で最もレコードが売れたアーティストを発表した。実物のCDや有料ダウンロードや定額制音楽ストリーミング・サービスによる見なし売り上げも含まれる。ベスト10は以下だ。カッコ内は出身国。


1位) アデル(英国)

2位) エド・シーラン(英国)

3位) テイラー・スウィフト(アメリカ)

4位) ジャスティン・ビーバー(カナダ)

5位) ワン・ダイレクション(英国)

6位) コールドプレイ(英国)

7位) マルーン5(アメリカ)

8位) サム・スミス(英国)

9位) ドレイク(カナダ)

10位)ザ・ウィークエンド(カナダ)


2位のエド・シーラン、3位のテイラー・スウィフト、7位のマルーン5、8位のサム・スミスは2015年に新譜(ニュー・アルバム)が発売されていない。業界用語で言う「旧譜」で売り上げを稼いだ。

国別に見ると、英国勢が5組でカナダ勢が3組。アメリカは僅かに2組だ。このベスト10を見る限り、アメリカが音楽の輸出大国という時代は終わったのかもしれない。

ベスト10にダンス・ミュージックを得意とする女性セレブ系のアーティストが皆無。勿論アルバムの発売時期もあるが、ビヨンセ、レディー・ガガ、ケイティ・ペリー、リアーナ等はランク外。彼女らにとってのビジネスは、「アメリカで話題です。ファッションが凄いです。そしてステージはもっと凄いです」という興行。レコードがそれ程売れなくても話題になればいい。レコードはチケットを売る為の宣伝道具。

このランクをみると、アメリカが得意とするラップやカントリーのアーティストはベスト10に入れない。本国で売れても、アメリカ以外では商売にならない。

ロックは死んだと言われて久しい。ベスト10にはコールドプレイだけ。マルーン5はロックというよりもポップ・バンドだ。

レコード会社の首脳陣にとっての方程式。レコード売り上げで稼ぐなら、厳しい批評をくぐり抜けたイギリスのシンガー・ソングライターを見つけ、世界に向けて発信する。アルバムの発売枚数は少なくてもいい。アデルは3枚、エド・シーランは2枚、サム・スミスは1枚しか発売していない。



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