パンドラが身売りか

インターネット・ラジオの最大手パンドラが会社を売却すると昨日(2月11日)の新聞ニューヨーク・タイムズが伝えた。それもニューヨーク証券取引所に上場しているパンドラが第4四半期と通期の決算発表の直前だったという。ニューヨーク・タイムズの記事は以下だ。(1$120円換算)

「パンドラが会社を売却する為に、金融機関最大手のモルガン・スタンレーと話し合いを始めた。時価総額は2年前の8400億円に比べて大幅に落ち込み、現時点では2160億円だ。昨年の10月以来株価は60%もダウンした。登録会員も2014年の8150万人に比べて、この第3四半期は7810万人に減少している。競争も激しく、ストリーミング・ビジネスでは定額制のアップルが1000万人を突破し、スポティファイは600億円の資金調達を完了した」

パンドラが発表した2015年通期の売り上げは1392億円だが、204億円の赤字だった。

最近のマイナス要因として、1972年以前に録音されたレコードに対する音源使用料について、レコード各社にトータル108億円を支払う裁判の判決が出て、和解した。またチケット販売会社「チケットフライ(Ticketfly)」を540億円で買収した。音楽業界関係者はチケットマスターという巨人がいるのに、なんで今更こんな会社をこんな金額で買収したのかと疑問視する声があった。また昨年末には破産宣告をした定額制音楽ストリーミング・サービスの「アールディオ(Rdio)」の資産を90億円で買い取った。業界関係者はパンドラの迷走に呆れた。

いずれにせよ買い手は多くいるだろう。売り時かもしれない。

ところでスポティファイについての記事だが、業界誌ビルボードが、「スポティファイの株主であるワーナーミュージックとソニーミュージックが、スポティファイが上場したら、株の売却益を音源アーティストにも支払う」と書いた。スポティファイの上場話は前からあった。ナップスターやフェイスブックの創業者であるショーン・パーカーもスポティファイの未公開株を多く持っている。




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