世界最大のゲーム見本市E3が開幕

プレイステーションVR


現地時間の6月14日(火曜日)、世界最大のゲーム見本市E3がロサンゼルスで開幕する。E3はエレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ(Electronic Entertainment Expo)なのでEが3つ付くからE3。1995年に家庭用のゲーム機とソフトを扱う見本市としてスタートした。

会期直前には大手メーカーによるプレス・カンファレンスが行われ、サプライズ発表がある。家庭用のゲーム機(ハード)はプラットフォームとも呼ばれ、任天堂とソニーとマイクロソフトの3社になった。最新の主要機器は任天堂がWii U(ウィー ユー)、マイクロソフトがXbox One(エックスボックス ワン)で、ソニーがPS4(プレイステーション4)だ。この3つのプラットフォームに、パブリッシャーと呼ばれるソフト制作会社がソフトを提供する。

今年の見本市の話題はなんと言ってもVR(バーチャル・リアリティー)で、VR元年と言われている。仮想現実と呼ばれ、仮想の空間に自分が存在する感覚を作り出す技術。昔なら航空会社がパイロットの訓練の為に使ったフライト・シュミレーターだ。その為の装置がPS4なら4万円台のHMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)で、可能になる。ソニーではこれをPS4VRと呼んでいる。グローバル企業のソニーならではの、VRの日本語表記を「ヴィーアール」としている。「ヴイアール」では無い。

VRではOculus Rift(オキュラス リフト)が先行する。2年前、フェイスブックが2200億円で買収した。高性能なパソコン上でVRを実現できるHMDだ。ソニーの場合、プレイステーション4を持っていれば、HMDは4万円台で購入出来るが、Oculus Rift(オキュラス リフト)は10数万円の高性能パソコンが必要となる。PS4は5月の時点で、全世界累計実売台数が4000万台を突破したとソニーは発表した。4000万人のゲーム・ファンは、4万円台のHMDを購入する事で、VRのソフトを楽しめる事が出来る。

ゲーム以外の用途で、手術のシュミレーションから教育用や業務用まで、幅広い使用目的が想定される。

映画監督のスティーブン・スピルバーグは今年のカンヌ国際映画祭で、「VR技術は伝統的な映画製作にとって危険な進歩になるかもしれない」と発言した。VR空間における視点の自由さと、従来の映画の「観客に何を見せるかは監督が決める」という矛盾を指摘したうえでの発言。ソニーのゲーム部門のSCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)は4月から社名をSIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)に変えた。インタラクティブ(双方向)である。本社を東京からサンフランシスコに移した。シリコンバレーの隣だが、映画「スター・ウォーズ」でお馴染みのルーカスフィルムにも近い。

ゲーム関連の売り上げ(2015年4月~2016年3月)は1兆5519億円で、ソニー全体の19%を占めるまでに至った。当ブログの筆者もSCEで働いた事があり、第1回目のE3に参加した。


PS4VRの予告編




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