VEVOがワーナーミュージックと契約

音楽業界誌ビルボードが昨日(8月2日)、アーティストの宣伝用ビデオについて、ワーナーミュージックが音楽ビデオ専門サイトのVEVOと契約を結んだと報じた。レコード大手でVEVOと契約していないのはワーナーミュージックだけだった。

音楽ビデオ専門サイトのVEVOは、現ソニーミュージックの会長兼最高経営責任者ダグ・モリスの主導で2009年12月、ソニーミュージックとユニバーサルミュージックとアブダビ・メディアが株主でスタートした。YouTubeのプラットフォームを使用している為、YouTubeの親会社グーグルが7%の株式を取得した。ソニーとユニバーサルとアブダビがそれぞれ31%の株を保有している。今回の契約でワーナーミュージックが株を持つかどうかは明らかにされなかった。


以前にダグ・モリスはロサンゼルス・タイムズ紙のインタビューで、VEVO誕生迄のエピソードを話した事がある。

Q:オンラインで音楽ビデオをビジネスにしようと思ったきっかけは?

A:家で孫がYahooでドクター・ドレーの音楽ビデオを見ていた。会社に電話したらYahooからは一銭もお金は入ってきませんと言われた。すぐにYahooのテリー・セメル(当時最高経営責任者)に電話した。Yahooで音楽ビデオが流れたら1回につき1セントの80%、0.8セントを払わないか、そうでなかったらYahooから音楽ビデオを引き上げると言いました。すると彼は引き上げて結構と言ったので私達はそうしました。
  
Q:YouTubeに同じ条件、1回につき0.8セントを提示する前にVEVOの構想が生まれた?

A:ある土曜日の午後、(住んでいるニューヨークの)ロング・アイランドの小道を散歩していたときの事です。違法ダウンロード等で音楽業界が縮小するなか、タダで提供していた音楽ビデオでビジネスが出来ないかと考えた。我々も利益を得られ、関わったアーティストに利益を分配できる。すぐにU2のボノに電話し、グーグル(YouTubeの親会社)の最高経営責任者だったエリック・シュミットを紹介して貰った。月曜日の朝10時半、エリックは私のオフィスにやってきた。30分ほどVEVOの話をして握手した。20分後、ソニーミュージックの最高経営責任者ロルフ・シュミット・ホルツと会った。彼等は話に乗った。

音楽専門チャンネルのMTVにレコード会社はビデオをタダで提供していた。VEVOをスタートさせる事で、新しいビジネス・モデルを構築できると考えた。結果2014年の時点で、VEVOは500億円(1$100円換算)もレコード会社や音楽出版社やアーティストや作家に支払う事が出来た。





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