ボブ・ディランのチョット面白い話その10

ボブ・ディラン・ハルシオン


ロンドンのハルシオン・ギャラリーでボブ・ディランの個展が12月11日まで開かれている。展示されているのはボブ・ディランが過去2年間に、コンサート・ツアーで回った米国の風景を描いたもの。水彩画や油絵、スケッチなど約200点がある。

ボブ・ディランは自伝(菅野ヘッケル:訳 ソフトバンク・パブリッシング)で絵についてこう書いている。

「テーブルに向かって紙と鉛筆を取り出し、タイプライターや十字架やばらの花、鉛筆やナイフやピンやたばこの空き箱を描いた。時間がたつのを忘れることが多かった。自分がうまい絵描きだとは思わなかったが、自分なりに周囲の混沌を整理しているつもりでいた。それによって実際に見えるものから余計な要素が取りのぞかれることがわかり、私は何年も絵を描きつづけることになる」

当ブログで書いた5年前のニューヨークの「ボブ・ディラン:アジア・シリーズ」絵画展。当時ニューヨーク・ポスト紙が伝えた。

ボブ・ディランにとってニューヨークでの初めてのギャラリー展示会。アクリル画で描かれた18作品は、過去3年間コンサート・ツアーで回った日本、中国、ベトナム、韓国の風景等だそうだ。中国人達が麻雀をやっている「ゲーム」と名付けられた絵もある。ニューヨーク近代美術館のジョン・エルダーフィールド主任学芸員によればボブ・ディランは「才能のある画家で天才」だという。

1994年に出版されたボブ・ディランのスケッチ画を収めた画集「Drawn Blank」をドイツのある学芸員が興味を示し、学芸員の「このスケッチ画に色をつけて書いたら」という提案に、わずか8ヶ月で300点もの肖像画や風景画、静物画、裸体画等の絵を描き上げたという。

ロサンゼルスにあるボブ・ディランのアトリエを訪れたジョン・エルダーフィールド主任学芸員によれば、「あんなアトリエは見たことがない。家です。ボブ・ディランは家具ごと家をアトリエ用に買ったのでしょう。家具はそのままです。古いソファーと壁には2本の剣が交差して架けられている」そうだ。またジョン・エルダーフィールドはボブ・ディランが他にもアトリエを持っていて、今そこで彫刻を制作しているとも語った。

出席しないが、ノーベル賞の授賞式は12月10日に執り行われる。


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