ソニー、映画部門を売却か

ソニーピクチャーズ
写真は映画業界誌バラエティより


ある事無い事を書く新聞ニューヨーク・ポストのクレア-・アトキンソン記者。19日、ソニーが映画部門の売却を検討していると書いた。幾つかの銀行が東京のソニー本社を訪れ、売却するならこのくらいの金額が妥当だろうと、ソニーの幹部に進言しているという。買収したい会社には中国の企業も含まれているという。

事の発端は米国ソニーが13日、ソニー・エンタテインメント最高経営責任者のマイケル・リントンが2月2日付で退任すると発表した事だ。マイケル・リントンは米国ソニーのエンタテインメント部門である「映画制作」、「TV番組制作」、「レコード音楽制作」、「音楽著作権の管理」を統括していた。そして後任が決まっていない。ニューヨーク・ポスト紙は、後任が決まっていないのは、売却先が後任者を決めるからではないかと予想している。

2015年度のソニー全体の売上で映画部門は10.7%を占める。しかしアメリカ国内での映画による興行収入はメジャーでビリだ。2015年の市場占有率は以下だ。


1位) ユニバーサル 21.6%

2位) ディズニー 19.2%

3位) ワーナー 14.1%

4位) FOX 11.3%

5位) ソニー 8.5%


28年ほど前の1989年、コロンビア映画を48億ドルで買収した。1991年にソニーピクチャーズに社名変更をした。現在売却したら軽く1兆円を超えるかもしれない。元ソニー会長の大賀典雄は自伝「SONYの旋律(私の履歴書)日本経済新聞社刊」でこう書いている。引用する。

「家庭用ビデオの『ベータマックス』については規格統一の面で必ずしも成功とはいえず、ユーザーの皆さんには大変、ご不便をおかけしたと反省している。しかし、その結果としてアメリカのコロンビア・ピクチャーズ・エンターテインメントを買収したことが、ソニーのその後の映像機器事業をさらに飛躍させる大きな原動力になった」

ニューヨーク・ポスト紙は中国の企業も含まれる、と書いているが、そうなると最も可能性の高い会社は中国の不動産大手、大連万達集団(ワンダ・グループ)だ。昨年、米テレビ制作大手のディック・クラーク・プロダクションを1100億円(1$110円換算)で買収した。ワンダ・グループは既に、米映画館チェーンやハリウッド映画を手掛ける制作会社を次々と買収してきた。来年(2018年)には山東省青島に撮影スタジオなどを中心に、「中国版ハリウッド」の開設を計画していると言われている。

いずれにせよこの売却話。火のない所に煙は立たないが、ウォール・ストリート・ジャーナル紙が書き始めたら、信憑性は増す。





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