訃報:ブルース・ラングホーン(ボブ・ディランのセッション・ギタリスト)

セッション・ギタリストのブルース・ラングホーンが4月14日、カリフォルニアの自宅で亡くなった。78歳だった。

ブルース・ラングホーンはボブ・ディランの名曲「ミスター・タンブリン・マン」のモデルと言われている。1965年、ボブ・ディランは「ミスター・タンブリン・マン」を含む5枚目のアルバム「ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム」を録音している。この時ブルース・ラングホーンはスタジオ・ミュージシャンとして参加した。以前ボブ・ディランのスタジオに、ブルースはトルコのドラムを抱えてきて、それが大きなタンブリンのようで、ボブ・ディランはそれに強い印象を受け、「ミスター・タンブリン・マン」を書き上げる。


ヘイ ミスター・タンブリンマンうたっておくれ
ねむくはないけれど 行くところもない
ヘイ ミスター・タンブリンマンうたっておくれ
ジャンジャンジャンの朝に ついていこうよ
(片桐ユズル 中山容 訳 ボブ・ディラン全詩集 晶文社)


サイモン&ガーファンクルのプロデューサー、トム・ウィルソンはボブ・ディランの「ミスター・タンブリン・マン」のプロデューサーでもあった。ボブ・ディランのマネージャーのアルバート・グロスマンはこの曲を誰かに歌わせたら大ヒットすると思った。アルバート・グロスマンとバーズのジム・マギンは、グロスマンがシカゴで経営していたクラブでの知り合いだった。バーズ結成時、ジム・マギンにディランの「ミスター・タンブリン・マン」を提案する。トム・ウィルソンの紹介で、女優ドリス・デイの息子のテリー・メルチャーがプロデュースする。1965年6月、バーズの「ミスター・タンブリン・マン」はビルボード・シングル・チャートの1位を獲得。作家としてのボブ・ディランの初めての1位獲得作品となった。

ブルース・ラングホーンはギターのセッションマンとしてボブ・ディラン以外にもジョーン・バエズ、リッチー・ヘヴンス、ゴードン・ライトフットやトム・ラッシュといったアーティストと仕事をした。



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