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EMIミュージックの売却話その6

このところ報道が無かったEMIミュージックの売却話。先週、新聞ニューヨーク・ポストや音楽業界誌ビルボードや経済メディアのダウ・ジョーンズが一斉に報じた。それらによるとEMIミュージック買収に関する2回目の入札の締め切りは今週の5日(水曜日)だそうだ。

買収を検討する会社は7月末に1回目の入札を行った後、EMIミュージック側からの会社説明を受け、デューデリジェンス(財務諸表等の調査)をやり今回2回目の入札を行う。

EMIミュージックのロジャー・ファクソン最高経営責任者は、EMIミュージックがレコード部門と音楽出版部門が一体で売却される事を望んでいるが業界関係者はバラ売りされるだろうと見ている。1回目の入札に加わった買収者は投資会社と同業他社の約10社だったようだが、投資会社のオークツリー・キャピタル・マネージメントやアポロ・グローバル・マネージメントは降りたそうだ。

現時点で最も有力な買収者は、ワーナーミュージックを買収したレン・ブラヴァトニクが率いるアクセス・インダストリーズだと情報筋は見ている。ワーナーミュージックとEMIミュージックが一緒になれば、同業者だけに人員も含め大幅なコスト・カットが容易だ。それを前提に投資会社より高額な買収金額を提示出来るというわけだ。しかし一緒になった場合、レコード部門は独禁法に抵触しないが、音楽出版部門のEMI音楽出版とワーナー/チャペルは抵触するだろう業界関係者は見ている。アクセス・インダストリーズにとってはEMIとワーナーが一緒になってユニバーサルミュージックやソニーミューッジクと並ぶ、文字通りの3大メジャー・レコード会社になりたい。特に音楽出版部門が欲しいわけではない。

売却者である米金融最大手のシティグループは、EMIミュージックを一体で売却する事を望んでいるが、買収者に対してレコード部門と音楽出版部門がバラ売りされる場合のそれぞれの買収金額も提示するよう求めているという。ワーナーミュージック売却の際も同様な方法が取られたそうだ。

ユニバーサルミュージックと投資家のロン・パールマンはレコード部門だけでいいと考えている。ソニーとBMGライツ・マネージメントは音楽出版部門だけでいいと考えているようだ。投資ファンドのプラティナム・エクイティとゴアズ・グループは全体の買収をもくろんでいる。ナップスターの創業者ショーン・パーカーと組んでいる投資会社のユカイパは勝てないだろうと業界関係者は見ている。ショーン・パーカーとユカイパはワーナミュージック買収でも手を挙げたが負けた。

EMIミュージックを一体で誰かが買収したとしても、その後その買収者がレコード部門や音楽出版部門を第3者にバラで売却する可能性も否定できないようだ。

当初シティグループは10月半ばに売却の結論を出す予定だったが2ヶ月ほど延期になるようだとニューヨーク・ポスト紙は伝えた。


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