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EMIミュージックの売却話その7

昨日(10月3日)イギリスの経済新聞フィナンシャル・タイムズがEMIミュージックの売却・買収について報じた。

それによると明日(10月5日)2回目の入札が締め切られるが、EMIミュージックを売りに出している米金融最大手のシティグループが買収者から手にするオファー金額は、レコード部門が約847億円から1155億円の範囲、音楽出版部門が約1540億円から1925億円の範囲だという(1$77円換算)。ビートルズやピンク・フロイドのカタログを擁していてもレコード部門の値段は音楽著作権を管理する音楽出版部門の半分でしかない。

レコード産業の衰退というよりは、欧米の同業他社や投資家達は音楽著作権ビジネスの未来を評価している。

フィナンシャル・タイムズは最終的に残るだろうと思われる買収候補者を区分けした。


レコード部門だけが欲しい買収候補者。

ユニバーサルミュージック
ロン(ロナルド)・パールマン

ロン・パールマンは化粧品レブロンのオーナーで億万長者の投資家。


音楽出版部門だけが欲しい買収候補者。

ソニー

ソニーはソニーミュージックではなく親会社のソニーが参戦する。買収出来たらマイケル・ジャクソンと共同で保有する音楽出版のソニー/ATVと一緒にする。


レコード部門だけや音楽出版部門だけを決めていない買収候補者。

BMGライツ・マネージメント
アクセス・インダストリーズ

ドイツのメディア最大手ベルテルスマンの音楽出版部門BMGライツ・マネージメントは投資ファンドKKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)と組む。アクセス・インダストリーズはワーナーミュージックを買収したばかり。今回のEMIミュージックの買収では業界関係者によると最有力候補だが、音楽出版部門はワーナーミュージックの「ワーナー/チャペル」とEMIミュージックの「EMI音楽出版」が一緒になると独禁法に抵触するおそれがある。

1回目の入札で参加した投資ファンド数社はこの案件から手を引いたようだ。


先週ニューヨーク・ポスト紙は売却の結論が出るのは2ヶ月先だと報じたが、フィナンシャル・タイムズは2週間のうちにも買収者が決定すると報じた。但し買収者のオファー金額が低い場合は先送りされる可能性もあると付け加えた。


テーマ : 洋楽
ジャンル : 音楽

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